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本の紹介『なでしこ歴史物語』

私は本を読むのが好きで、普段から何かしらの本を読んでいます。

本屋さんに行くとついついたくさん買ってしまうので家には、まだ読んでいないたくさんの本があるんですね💦

今回はその中から最近読んでみていいなと思った本をご紹介したいと思います。

購入したのは篠崎の「読書のすすめ」という本屋さんです。

出版されたのは2018年。

まず著者の白駒妃登美さんについてです。

白駒さんは学生の頃から福沢諭吉に憧れて、慶應義塾大学に入学しました。

その後日本航空の国際線CAになったのですが、なんと宮澤喜一首相訪欧特別便に乗務したこともあるんですね。

私は10年以上前に一度だけ白駒さんの講演を聞いたことがあるのですが、明るくてキラキラ輝いていてとっても素敵な方でした。

そんな輝かしい経歴を持つ白駒さんですが、苦難もたくさん経験しています。

結婚後2人のお子さんをもうけますが2008年に子宮頸癌を患い放射線治療を受けます。

完治したと思ったのもつかの間、2年後の46歳のときに肺に転移したことが発覚しました。

主治医からは「この状態で治った人を私は見たことがない」とまで言われたそうです。

一度は死を覚悟した白駒さんですが、その後人生を見つめ直すことで奇跡的に回復したのです。

私とほぼ同じ年なので今では60代になっているはず。

今でも元気にお仕事をされています。

そんな白駒さんが書いた本ですが、書名に「なでしこ」とあるように、この本にはたくさんの女性が登場します。

目次をザッと数えてみると40人ぐらいでしょうか。

清少納言や紫式部や細川ガラシャ…

誰もが知っている有名人の他にも知らない人の名前もたくさんありました。 

内容は1人の人物について、4ページほどにまとめてあります。

読んでいると、この人についてもっと知りたい!という気持ちが強くなります。

この本に登場している人は、過去にNHKの大河ドラマや朝の連続テレビ小説で取り上げられた人も多いようなので、ぜひそちらの方も見てみたいと思います。

お陰様で、楽しみがまたまた増えました😆

この本には、私もこんな生き方をしてみたい!と思えるような内容が盛りだくさんです。

歴史は知識を増やすというより、先人の生きる姿や考え方を知ることができるというところが面白いですね!